偶然の恵比寿

恵比寿の弁護士 藥師神 豪祐のブログ

幽霊たち

初めて読んでからおそらく10年は経過しているが、心の第1位をポール・オースターの『幽霊たち』は譲らない。 自己と他者との隔たりに折り合いがつかなくなりブルーになったときは、ホワイトからの「依頼」に立ち返り、「依頼」自体を検証する。把握していて…

偶然を祝いたい

物々交換って本来難しい。という話を久しぶりにした。 例えば「①豚肉を持っている。②魚が欲しい。さて。」というセッティング。プリミティヴな状況下では「①魚を持った②豚肉を欲しがっている人」を探す必要がある。それはいくら何でも非効率で途方も無い。 …

仮説、

人間は世界を更新したいのではなかろうか説。世界を更新するための「分析」と「提言(モデル形成・仮説形成)」のサイクルを、きちんと回さねば。 法律家の日々の仕事は「法律論」を駆使して紛争解決や紛争予防のアクションを起こすことにある。ルール自体を…

サム

政治的解決。あんまり好きではないやつ。パワーは知性に宿るべきでしょうよそれは。そのために日々研鑽に励んでいる。のに。ほぼほぼ物理。それを持ち出して案件終結。お疲れ様でした。 輪郭を縁取ったばかりのマーケットでは、ヤリをもって食糧を奪い合うベ…

結構多いな、

求めるものは、「気持ち良さ」と「美しさ」、この二つなんじゃないかというのが今の気持ち、32歳が冬に持ち歩きがちなやつ、 「入手した情報を早速使う」、これって気持ち良い、たぶん原初の気持ち良さ、嘘が混じっている可能性が低い気持ち良さ、人生が「入…

45日目所感

2017年とそれ以前との違いを捉えることができず焦りを感じている、adhocracyを追認するだけでは一日ひとつだけ強くなることは望めない、その日暮らしは美味しくない、そういえば久々にドラマ、『カルテット』に惚れた、主題歌も素晴らしい、 経営者としては…

旅路を祝って

※この文章の8割は苦手な長距離移動の新幹線車内で書かれたものである。 ILC。国際リニアコライダーをご存知だろうか。分かりやすく世界の最先端。素粒子実験施設。その誘致合戦において一歩リードしている県。そう、岩手県。そんなわけで本年初の旅行先は岩…

帰路

行くと帰路が残る。完璧でないことを受け入れると進める。そしてまた帰路が残る。ありました。なんかいい。命だけが大切。2.3年前くらいから毎日ずっと「死」に怯えている。経営者のアスリート性について理解できて楽しい。命を大事に。それが誰のものであっ…

旗を立てること

ソーシャルデザイン。…来年のテーマにしようかな。大学在籍時に泣きながら数3数Cを勉強しながら専攻していたミクロ経済学のうちのゲーム理論は、インセンティブデザインの学問だった。デザイン。デザイン。 サッカー界で花開いた野心的なデザインといえばド…

知と世界認識

先日、東京大学と日本サッカー協会の提携記念式典を見届けるため、文京区本郷にある安田講堂に行った。聖地安田講堂。東大生でも卒業するまでに2回くらいしか入ることのない聖地。 東大総長五神氏、JFAの田嶋氏や川淵氏、FIFA会長らが一堂に会する様のラスボ…

オイコノミア

■藤野英人『投資家が「お金」よりも大切にしていること』星海社新書2013 ・新書は意外と馬鹿にできないですよシリーズ。去年あたりからたまに「3日に1回くらいブックオフの100円コーナーに行く」時期を設けるのがストレス解消法になっていた。 ・今年の4月か…

思いがけず

【川淵三郎『独裁力』幻冬舎新書2016】 ・タイトルはともかく。非常にためになった。 ・もはや「バスケの人」になっている川淵氏。男子はアジア8位。世界では40何位とか。バスケは昨年までNBLとbjリーグの2リーグに分かれていた。FIBA(FIFAのバスケ版)に統…

ソフトロー

■文言と解釈 ・国や地方公共団体が定めたルール(実定法と呼ばれたりする)を扱うのが法律実務家のお仕事の中心になっている。と聞いている。 ・ルールがある。ルールに事実をあてはめる。ルールに書かれている法的効果が発生する。国家がそれを最後の最後に…

サッカー仲介人になるには

■Jリーグ選手の仲介人になるには ・仲介人とは何か。FIFAの決定に基づき平成27年3月末にこれまであった「選手エージェント制度」が廃止され、翌月から新たな制度「仲介人制度」が導入された。ライセンスを受けるのではなく登録型の制度に切り替わった。事前…

SPK

■学生団体 ・週末、大学の時の仲間たちとのちょっとした同窓会があった。大学に入ったのは03年。その翌年に設立した学生団体。それの同窓会。ちなみに当該団体はまだ存続している。 ・その団体のビジネスモデルは、大学生と大手出版社をつなげて(創作物と)…

採用その3

・弁護士の業界には「ノキ弁」というカッティングエッジな体系がある。 ・ボスから軒先を借りる弁護士。 ・事務所のスペース(軒先)を借り、その対価として経費を毎月納める。 ・自分で外から持ってきた事件を行う場合には、売上の30%くらいを上納する。 ・…

3で押し通す私たちの予定

・出版社さんとお仕事をしていた時に「大きなメディアでまだほとんど取り上げられていないにも関わらず、異なる文脈の3人が同じことを話したトピック。これはすでに流行っている」という格言を頂いたことがある。 ・20歳そこそこの私は嬉しそうにこれをこっ…

採用その2

採用のためのメモ。現状、弊所は弁護士2名で行っているお仕事と、外部の弁護士と共同で行っているお仕事で回しています。 【仕事の中身】 ・企業案件 顧問先、取引先からの受注が中心。 顧問契約は、月の稼働時間を定めた定額制。稼働時間に入りきらない案件…

歯止め制度

・将棋は、満23歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日までに四段に昇級できなければ奨励会を退会処分となる。…という手当。ボクシングにもあったはず。司法試験とかいう法曹選抜試験にもあったはず。向いていないのに深入りしないように、という手当(歯止め…

確信の行方

・見抜いた。 ・気付いた。 ・自分だけが事の重大性に気づいている。 ・自分が正義の側にある。 ・…などという確信を持ってしまうと、人は手持ちの事実を疑わなくなる。 ・これ、なんでだろう。ずっとこれを見てきた人生だった気がする。 ・そろそろ止めねえ…

採用メモ

スタンド使いが惹かれ合うように、子どもが生まれるとベビーカーが気になるように、HR領域の取引先や友人が激増しているため、弊所の採用についてもより深刻に頭を抱えるようになっている。 【希望】新たに弁護士一名を採用したい。 【困っていること】マッ…

「忙しい」

・SNS等で「忙しい」と発言する人はなぜか無能に見える問題。 ・あれって何だろう。という話になった。 ・高収入かつ激務と思われる人たちは不思議と忙しさについての愚痴は言わない。 ・そういう人たちも、飲み会等で周囲が尋ねると、めっちゃ言う。 ・「忙…

人間万事塞翁が馬

・これの意味について深く考えたことはなかった。 ・負けから得られるものはある。 ・と、岡田武史氏が当該故事を摘示しつつテレビで語っていた。 ・ミスから得られるものがある。 ・シンプルに、①足りないものを把握する、②それを埋める。 ・これを意識する…

有限のパン

・当たり前体操。 ・生活も貨幣も言語も「関係」の中でのみ成立。 ・生じた問題は、「私」ではなく「私たち」の問題として解消せざるを得ない。ことの方が多い。 ・小さな世界の王様になろうとも、そこには米もないし人もいない。 ・問題の根源の多くが「有…