偶然の恵比寿

恵比寿の弁護士 藥師神 豪祐のブログ

三月の恵比寿

近い未来に一緒に仕事をする若い弁護士さんたちに対して伝えたいことをなんとか言語化できないものかなと。noteを書こうと思うも、推敲する時間が無駄に思えたので書き下ろしていくスタイル。 うちのテーマはたぶんこんな感じ ・むりをしない ・ちゃんと稼ぐ…

2018年の恵比寿

2018年の仕事道具 ・MacBook Pro(13インチ 2016) ・Magic Mouse 2 ・iPad Pro 12.9 (2018) ・BenQ モニター EW277HDR(27インチ) ・iLoud Micro Monitor ・LG PH450UG 超短焦点LEDプロジェクター ・Fender Japan ST57-65L Lefty ・Momose MSP-LTD/E-Lef…

ヒント

思えば、常に周囲の様々な人からヒントをもらってきた。そのヒントたちによりなんとか生かされてきた。運よく。 自分がヒントを出す役割を担う瞬間が、少しでも増えるといいと、最近とても思う。例えばこれからの生き方だなんて長々と書いたけれど、それは要…

Lounge Act

POLTAのライヴがとてもよかった。生と死の間にある10年間について考えさせられた。 高校の卒アルに「死なないために食べる食事なら要らない」と書いたことを先日ふと思い出しました。命はとても短いから。「意味がない」と感じる場があると、いまだにそこを…

これからの働き方

専門学校の教え子の方たちのことをふと思い出しました。自分の役割はとても小さかっただろうけれど、うまく人生を歩んでほしいなあと思いつつ、この3月で社会に出ると思われる彼らのことを考えていました。そして隙あらば自分語りおじさん。 ゆるやかな連帯 …

定義をめぐる冒険

定義をめぐる争い。人類の歴史の中、時代や場所を問わずあらゆるステージで発生し続けた。最も有名で根深い抗争はやはり「ヒップホップ」だろうか。「ラップという手法を使えばヒップホップか。いやお前のそれはヒップホップじゃない。」「イナタイビートに…

スポーツビジネス

今日も10年前の自分に伝えたいような内容でblog。三浦知良選手に憧れてサッカーを始めた自分からすると岡田武史さんには様々な思いを抱かざるを得ないものの。現状ますます非常に重要な役割を果たさんとしている方なのでいつも興味深く見ている。彼の記事で…

チームづくり

今年のテーマは「チームづくり」。仕事も家庭もその他諸々も。良いチームワークを築くことに専念したい。そして、自分を的確に把握することがチームづくりの前提だなとよくよく思わされる。 back in the dayしてみると小さい頃から自分は「人生は短い」とい…

本2017

・2017年に発売された ・その本に関連する業界で働いていて信頼できる人から紹介された ・自分でも気に入った ・ハイコンテクストでない / 専門書でない これらを満たす本を列挙します。他にもあったかなぁ。オススメです。 Airbnb Story 作者: リー・ギャラ…

JPYマイニング

仮想通貨をおもしろがれる感性。ブロックチェーン以後を楽しく想像できる感性。…でありたいと思う年末。手を動かすのは大事。ついつい動きを見てしまう。 振り返ると「もし私が仮想通貨・ブロックチェーン技術に浅すぎる状態であの忘年会に行っていたら…」と…

今年買ったもの

大好きな先輩から、私に足りていないものとして「後輩の面倒をみること」「先輩らしく振る舞うこと」と指摘されました。反省しました。このブログは前回以降、開業したばかりの同業者向けに書くことにしました。ささやかにお役に立てればと。今年買ったもの…

そういうとこ

昨日、新人弁護士さんたちが一斉に世に放たれたそうです。おめでとうございます。4期目になろうとする弁護士として、これまでを振り返ってみることにします。先輩らしい振る舞いをすることが普段あまりないので、たまには言語化して残しておこうと考えました…

どうぶつの重心

今年も締めの月に到達してしまった。スモールトークのトピックも「今年のプロダクト・サービスで素敵だったのは何?」に染まりつつある。 年末に至り爆発した「どうぶつタワーバトル」は出色の出来だ。このサービスに送る拍手は惜しまれない。 しばらく(3日…

音の鳴る方へ

平成29年11月10日(金)夜、東京キネマ倶楽部でのパスピエの公演はとても良かった。今年3度目に観たパスピエのワンマン。ドラマーが脱退してからは初。彼らは、見て取れる、聞いて取れる程度に変化していた。そうせざるを得ず、そうなっていった。新体制初の…

会いにいく

口コミ、どうやって広まっているのかなといつも思う。BtoBの債権回収(派生して、利用規約を修正したり、Webサービスのあれこれ)と、芸能関係の案件をこれほど扱うようになるとは思っていなかった。いずれも、筋として悪くない事案が多いので、精神的負担の…

PITCH LEVEL

バランスの問題。 当然ながら正解はない(だからこそ。)。当然ながら時間は無限じゃない(だからこそ。)。生命も無限ではない(だからこそ。)。選び直せない(だからこそ。)。だからこそ難しくて、価値がある。誰もがどこかで気がつく素朴なひとまとまり…

幽霊たち

初めて読んでからおそらく10年は経過しているが、心の第1位をポール・オースターの『幽霊たち』は譲らない。 自己と他者との隔たりに折り合いがつかなくなり<ブルー>になったときは、<ホワイト>からの「依頼」に立ち返り、「依頼」自体を検証する。誰かに自…

偶然を祝いたい

物々交換って本来難しい。という話を久しぶりにした。 例えば「①豚肉を持っている。②魚が欲しい。さて。」というセッティング。プリミティヴな状況下では「①魚を持った②豚肉を欲しがっている人」を探す必要がある。それはいくら何でも非効率で途方も無い。 …

仮説、

人間は世界を更新したいのではなかろうか説。世界を更新するための「分析」と「提言(モデル形成・仮説形成)」のサイクルを、きちんと回さねば。 法律家の日々の仕事は「法律論」を駆使して紛争解決や紛争予防のアクションを起こすことにある。ルール自体を…

旅路を祝って

※この文章の8割は苦手な長距離移動の新幹線車内で書かれたものである。 ILC。国際リニアコライダーをご存知だろうか。分かりやすく世界の最先端。素粒子実験施設。その誘致合戦において一歩リードしている県。そう、岩手県。そんなわけで本年初の旅行先は岩…

帰路

行くと帰路が残る。完璧でないことを受け入れると進める。そしてまた帰路が残る。ありました。なんかいい。命だけが大切。2.3年前くらいから毎日ずっと「死」に怯えている。経営者のアスリート性について理解できて楽しい。命を大事に。それが誰のものであっ…

旗を立てること

ソーシャルデザイン。…来年のテーマにしようかな。大学在籍時に泣きながら数3数Cを勉強しながら専攻していたミクロ経済学のうちのゲーム理論は、インセンティブデザインの学問だった。デザイン。デザイン。 サッカー界で花開いた野心的なデザインといえばド…

知と世界認識

先日、東京大学と日本サッカー協会の提携記念式典を見届けるため、文京区本郷にある安田講堂に行った。聖地安田講堂。東大生でも卒業するまでに2回くらいしか入ることのない聖地。 東大総長五神氏、JFAの田嶋氏や川淵氏、FIFA会長らが一堂に会する様のラスボ…

オイコノミア

■藤野英人『投資家が「お金」よりも大切にしていること』星海社新書2013 ・新書は意外と馬鹿にできないですよシリーズ。去年あたりからたまに「3日に1回くらいブックオフの100円コーナーに行く」時期を設けるのがストレス解消法になっていた。 ・今年の4月か…

思いがけず

【川淵三郎『独裁力』幻冬舎新書2016】 ・タイトルはともかく。非常にためになった。 ・もはや「バスケの人」になっている川淵氏。男子はアジア8位。世界では40何位とか。バスケは昨年までNBLとbjリーグの2リーグに分かれていた。FIBA(FIFAのバスケ版)に統…

ソフトロー

■文言と解釈 ・国や地方公共団体が定めたルール(実定法と呼ばれたりする)を扱うのが法律実務家のお仕事の中心になっている。と聞いている。 ・ルールがある。ルールに事実をあてはめる。ルールに書かれている法的効果が発生する。国家がそれを最後の最後に…

サッカー仲介人になるには

■Jリーグ選手の仲介人になるには ・仲介人とは何か。FIFAの決定に基づき平成27年3月末にこれまであった「選手エージェント制度」が廃止され、翌月から新たな制度「仲介人制度」が導入された。ライセンスを受けるのではなく登録型の制度に切り替わった。事前…

SPK

■学生団体 ・週末、大学の時の仲間たちとのちょっとした同窓会があった。大学に入ったのは03年。その翌年に設立した学生団体。それの同窓会。ちなみに当該団体はまだ存続している。 ・その団体のビジネスモデルは、大学生と大手出版社をつなげて(創作物と)…

採用その3

・弁護士の業界には「ノキ弁」というカッティングエッジな体系がある。 ・ボスから軒先を借りる弁護士。 ・事務所のスペース(軒先)を借り、その対価として経費を毎月納める。 ・自分で外から持ってきた事件を行う場合には、売上の30%くらいを上納する。 ・…

3で押し通す私たちの予定

・出版社さんとお仕事をしていた時に「大きなメディアでまだほとんど取り上げられていないにも関わらず、異なる文脈の3人が同じことを話したトピック。これはすでに流行っている」という秘訣を頂いたことがある。 ・20歳そこそこの私は嬉しそうにこれをこっ…