有限のパン
・当たり前体操。
・生活も貨幣も言語も「関係」の中でのみ成立。
・生じた問題は、「私」ではなく「私たち」の問題として解消せざるを得ない。ことの方が多い。
・小さな世界の王様になろうとも、そこには米もないし人もいない。
・問題の根源の多くが「有限」にあることは素朴に分かる。
・経済学の教科書の2ページ目に書いてある表現でいえば「稀少性」。
・時間、お金、心の余裕。
・酸素のように、無限にみなせるものは少ない。
・酸素といえども閉ざされたエレベータの中では前景する。
・「有限」は、「配分」や「交換」を要求する。
・自分の手札と他人の手札。
・食べたパンの数のように埋めてしまったもの。ただ見えなくしたにすぎないもの。
・エントロピー体操。
・「みなし無限」と「有限」はゼロ距離。
・とはいえ、開くことを信じてエレベータに乗るほかない場合もある。