偶然の恵比寿

恵比寿の弁護士 藥師神 豪祐のブログ

採用メモ

 

スタンド使いが惹かれ合うように、子どもが生まれるとベビーカーが気になるように、HR領域の取引先や友人が激増しているため、弊所の採用についてもより深刻に頭を抱えるようになっている。

 

【希望】新たに弁護士一名を採用したい。

【困っていること】マッチング大変だよね。

・まだまだ若手なので先輩と仕事することを重視している。

・①開業当時から暗黙の提携をしている事務所からの仕事を共同受任で行う。

・②私が仕事をつくって専門性の高い先輩弁護士に持って行きともに仕事する。

・これが弊所の一定の多様性や業務クオリティの担保のひとつになっている。本質は人間が持っているので人間から盗む必要がある。

・そうすると、、、先輩弁護士自体を雇った方がよいのは明らか。

 

・エンジニア採用をされている会社の代表取締役の方によると、「①こちらが求める最低限の能力を確認したのちは、②多少の能力差に目が行きそうになっても人柄をみるべき」。

・メリットは言うまでもない。他方で、多少の能力の差がもたらすデメリットは、今はリファレンスが整っているから、リファレンスに割く時間が多少増えるにとどまる。

 ・あれ、それってもしかして。こちらの業界でもそうかもしれない。という話をした。

 

・業務の対象に愛を持てるか。好奇心。

・特に「新規事業の適法性チェック」のお仕事は、弊所の肝。

・新規事業については「グレーです。リスクがあります。」と回答せざるを得ない場合も少なくない。ただ、そこで回答を止めたら仕事をしたことにはならない。当然ながらそこまでは企業から弊所に投げる際に当然検討されている。

・その先に行って初めて専門家としての価値を発揮できる。が、泥臭い苦労を伴うため、対象への愛・好奇心を欠くとなかなかに辛い(それは先輩弁護士も企業側もすでに暗黙にしている印象。私自身の実感としてもすでに)。

・なお、従前の「ノーアクションレター」に加え、経産省が扱っている「グレーゾーン解消制度」、「企業実証特例制度」により、霧が晴れる場合もある。かもしれない(これらの制度は誰でも利用することができるが、問い合わせの際に法令の条項を特定する必要があるため、弁護士マターと考えられている。ことが多い)。

・上記の「ノーアクションレター」以下の制度を用いるよりは、事実上の問い合わせをすることの方が多い。

※なお、これらの制度は個別の事例についての解釈が引き出せるにとどまり、一般論を引き出せるわけではない。あくまでも「照会者が提示した事実・法令」を前提とした回答が出されるにとどまることに注意が必要である。「ノーアクションレター利用したで!消費者庁が見解だしたぜ!俺が初めてやったぜ!」など喚いても業界に与える実益はない。

 

・「報告・連絡・相談」という原則を守れる人格か。

・初めてベンチャーにタッチした20歳以来のらりくらりビジネスをしてきたここ10数年の印象は以下のとおり。

・①「やる」と言ったらやる。②微妙だなと思ったら絶対に「やります」とは言わない。③「やる」と言った分担について、事後的にやらない事情が生まれたらすぐに報告する。

・…といった素朴で本質的なところを守れない人は実に多い…。

 

【希望】できれば組織体の仲間として、常勤の事務職員を採用したい。

【困っていること】事務仕事のボリュームが安定しない。

・現状は週1〜3度のバイト職員でまかなっている。いわゆる事務作業(書面の郵送や、訴状等の裁判所への提出など)は毎月一定のボリュームが見込めるものの、これだけでは常勤の事務職員を採用するほどのボリュームはない。

・事務仕事にしても綿密に自分の目でチェックをしないと気が済まない場合が多いので、「結局これ自分でやったのと同じじゃないかな」と思うこと多々。

・「任せる」ことができるようになりたい(私の願望)。

・弊所では、取引先や顧問先からの受注が多いため、月ごとの仕事量にそこまでの揺れはない。なお、企業案件がそこそこ増加しても、基本的に事務仕事はあまり増加しない。

・これに対し、例えば破産事件を受任すると、財産資料についての大量のコピー等の事務仕事が発生する。または、強制執行を行うとなると、そこそこの事務仕事が発生する。などなど。などなど。細々とランダムなタイミングで事務仕事は増える。

・急遽増えた場合に対応することは難しい。現状、「どうせしっかり二重チェック入れるし自分でやればいいか」と思って自分でやる場合も多い。

・私個人は「いわゆる弁護士業務」の他でも動いているため、いわゆる「秘書仕事」(スケジュールを切る仕事)は必要になってくるかもしれない。

・素敵な脳にそこら中で出会うのに、なかなか捕まえられない。「私より優秀な参謀」と定義しても、いくらでもいるはず。欲しい。