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偶然の恵比寿

恵比寿の弁護士 藥師神 豪祐のブログ

歯止め制度

eスポーツ お仕事

・将棋は、満23歳の誕生日までに初段、満26歳の誕生日までに四段に昇級できなければ奨励会を退会処分となる。…という手当。ボクシングにもあったはず。司法試験とかいう法曹選抜試験にもあったはず。向いていないのに深入りしないように、という手当(歯止め?)。

・サッカーではどうか。J3では、選手として継続していける制度がまともに整っているがゆえのジレンマ。J3。最低限生活できるだけのお金は貰えている。年俸200万円くらいの選手も非常に多い。財産の貯蓄は期待できない。ただただ選手として過ごしているだけでは、セカンドキャリアのための能力を身につけることも難しい。遠征は基本的に日帰り。自費で泊まる場合には帰りの交通費は出ないチームが多い。スタジアムからバスまで向かう際に着るスーツも自費。ただしJ2へ上がりたいための情熱は日々培われている。また、J1のアンダーチームのJ3参入により、注目度の高い試合が発生。そういった試合へ向けての選手たちの貪欲さは目を見張るものがある(J1の平均観客数はおよそ1万7600万人であるのに対し、J3では通常の試合では2000人程度。アンダーチームとのアウェイ戦の観客数は多く、通常の試合環境と全く異なる)。もちろん、「C契約(年俸上限480万円)からA契約(初年度のみ上限700万円)に移るとC契約には戻れない。」「4年目以降はC契約は結べない。」といった制度はあり。

・野球についてはよく知らない。プロの2リーグとは別に、広く実業団の野球の大会が整備されているという印象。そのため、働きながら野球を本気で続けることができる。働きながら本気で打ち込める。ようになっている気がする。

・テニス。スポンサードを受けている選手も、用具スポンサードが中心。専属契約(結果が報じられる際に「〇〇選手(〇〇社)」と付くアレ)であっても実は金銭はまったく貰えていないと聞くことも少なくない。その場合は、定期的にイベント等の仕事が与えられることが専属契約の中身になっている。もっとも、イベント等での活動はセカンドキャリアにつながり得ると考え、積極的に捉えている選手が多い印象。

 

・美術と音楽は国からエンドースされているが、映画はそうでもない。国立劇場はあるが国立映画館はない。…みたいな話も関係するのかな。

 

・「パネリスト」「登壇」という響き、悪くない。

あなたは世界が熱狂する「eスポーツ」のポテンシャルを知っているか?【前編】 | AdverTimes(アドタイ)

 

・法的論点は整理されているものの、解釈についてはまだまだ整理されているとは言えない。法律家が関与せずともうまくいくようにGL等が整えばよいなと思うが腰は重い。

(なお、消費者庁に対しノーアクションレターを用いても、一般的な解釈が引き出せるわけではない。)

・単純に「等身大の」シーンを開示して、関わる頭数を増やすしかないのかな。

・というところで、明日は私主催のゆるふわ飲み会。

スマホゲーム会社の社員さんたち、コンシューマゲーム会社の社員さんたち、プロゲーマー、プロゲームチームのスポンサー、声優さんたち、といった様々な角度の方々にお会いできる。ゆるゆると、練り練りしたい。

・価値が見出され、素敵なお仕事が生まれますように。